購入まで
私は普段キーボードは HHKB Lite2 と Mistel BAROCCO MD600 (赤軸) を使っています。 MD600 は今年の4月より使い始めましたが、最近は MD600 の押下圧に慣れてきたせいで HHKB の押下圧がすごく重く感じるようになってきました*1。 そのせいで HHKB Lite2 で長時間タイピングをしていると手が痛くて痛くてしょうがない。
PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U
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MiSTEL BAROCCO MD600 分離式 メカニカルキーボード RGBバックライトモデル 英語配列 62キー CHERRY 赤軸 ブラック MD600-RUSPDAAT1
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気持ちとしてはもう一つ MD600 が欲しいのですが 1.5万円くらいするので気安く買おうとも思えません。 だからといって HHKB Lite2 の重さは結構なストレス。
どうしたものかと考えているある日、NiZ*2 というところが1万円ちょっとで静電容量無接点方式のキーボードを売っていることを知りました。 Amazonのレビューを信じる限り値段の割にはなかなか良いものらしい。
NiZ 静電容量無接点方式 75キー・レトロ Pro Edition(グレーMIXホワイ) プログラマブル PBT キーキャップ 多機能 キーボード,英語配列 USB 接続 35g荷重
- 出版社/メーカー: PLUM
- メディア: エレクトロニクス
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静電容量無接点方式といえば HHKB Professional や東プレ RealForce などのハイエンドモデルに採用されている構造で有名ですが、それが1万円ちょっとで買えるというのだから興味がそそられました。
私の理想としては
という条件を満たしたキーボード*3があったら嬉しいのですが、いかんせんそのようなキーボードは見たことも聞いたことも無い。
そんなこんなで MD600 をもう一個買うか、はたまた NiZ Plum 75キー*4 を買うかと迷っているときに NiZ Plum 75キー がAmazonタイムセールで8,479円で売っているのを発見。
しかも Keepa によるとこの1年間での最安値!!!さらにキャンペーンで666円引きだったので7,813円に。
いくら中華キーボードとは言え新品の静電容量無接点方式のキーボードが8000円切る値段で買えるなんて!!!
タイムセール終了まで残り時間が少なかったこともあり勢いで購入してしまいました。
HHKB Lite2 との比較。久々に独立したファンクションキーがあるキーボードを触った。
Caps Lock が有効になっていると緑色に光る。私が買ったモデルはRGBではないが何箇所か同様にバックライトがある模様。だが光る条件とどこが光るのかはよくわからない。
打ち心地
私は静電容量無接点方式のキーボードを初めて買いましたが、スコスコとした打ち心地がいいですね♪ HHKB Professional 等と比べると安っぽさは否めませんが、値段も半額以下と言うことを考慮すれば十分優秀です。
一番私が気にしていた押下圧について、私の感覚ではCherry 赤軸も相当軽いと思っていましたがそれを超える軽さです。ここまで軽いとは思いませんでした。今まで使ってきたHHKB Lite2 が重かったこともあり、指を置くだけで入力ができるかのようです。 まだ1日しか使っていませんがこちらの打ち心地が軽すぎて赤軸がすごく重く感じてしまうようになってしまいました。
ファームウェアのアップデート
キーボードの入っている箱にキーボードの取説とキー配置を変更するためのソフトをダウンロードするためのQRコードがついていますが、ソフトのバージョンが古かったのでメーカーのサイトからダウンロードしました。*5
キー配置を変更
このキーボードはプログラマブルなのでキー配置を変えることができます。*6
キー配列を変えるためのソフトの使い方が最初よくわからなかったので、何回かタイプしても全く反応しなくなるという現象に陥りなかなか焦りました。
特に Fn の割当方法は他のキーの割当方法と違いわかりづらかったです。
CapsLockをCtrlとかに割り当てる時はこちらを使う。しかし、Fn の場合押しても何にもならない。
Fn を他のキーに割り当てたい場合、上のタブの Function を選び、その中に表示される FN マークのアイコンを選択。そうすると Fn キーの割当を他のキーにすることができる。
とりあえず私は日頃使っている MD600 と同じように設定しました。
私の設定
Before -> After
- CapsLock -> Ctrl
- Back Space -> \
- \ -> `
- 左ALT -> Fn
- Fn -> Win
- Fn + J -> ←
- Fn + K -> ↓
- Fn + L -> →
- Fn + I -> ↑
- Fn + ; -> Back Space
- Fn + ' -> delete
- Fn + H -> Home
- Fn + N -> End
あとは全体的にアルファベットをDvorak配列と同じになるように割り振りました。
割り振るのは大変でしたが MD600と違ってカスタマイズしたキー配列の情報を .pro という拡張子のテキストファイルに保存できるので便利です。
デフォルトのProモードのキーレイアウトをDvorakに変更した(他のキーはそのまま)キーレイアウトファイルをGist に上げたのでDvorakに変更したい方はご自由にお使いください。
Dvorak layout for NiZ Plum 75
変な設定をしてしまいよくわからなくなっても、 最悪 ESC + Left Ctrl + Delete + Right Ctrl を5秒以上同時押しすれば Pro モードの配列が初期化されるので元にもどります。
私はこのキーボードを自宅で使うので Dvorak配列にしても誰に文句を言われることもありませんが、職場で使う場合はDvorak配列知らない人に打ってもらうことなどもあるかもしれません。そんなときはキーボード裏のスイッチでモードを Offce か Media に変更すれば、QWERTY になるので他の人に打ってもらう機会があっても問題ありません!
参考
Happy Hacking Keyboard | 高品位キー | PFU Plum 75 Keys 35g/45g Electro-Capacitive Keyboard Non RGB backlighting – PLUM_NIZ keyboard
追記
キーキャップを変えて無刻印化しました。 goropikari.hatenablog.com
*1:メーカーのデータによると HHKB Lite2 の押下圧は約 55 g、Cherry MX赤軸 は 約 45 g らしいので約 10 g の差。
*2:会社名なのかブランド名なのかよくわかりません。
*4:おそらく正式な名称はPlum 75 Keys 35g/45g Electro-Capacitive Keyboard Non RGB backlighting,
Plum 75 Keys 35g/45g Electro-Capacitive Keyboard Non RGB backlighting – PLUM_NIZ keyboard