長らく100均で買ったタブレットスタンドに滑り止めを付けたものをテンティングに使用してきましたが、使い続けていると滑り止めにホコリが付いてきて滑ってキーが打ちづらくなってしまうという問題を抱えていました。
この問題を解決すべく新たなテンティング環境を構築しました。
パーツ構成
構成としてはキーボードケースとテンティングスタンドを磁石で固定、テンティングスタンドとデスクに敷いたトタン板を磁石で固定としてみました。
テンティングスタンドは持ち運ぶことを考え分解しやすいように斜面、サポート、底面の3つのパーツを組み合わせて作りました。
モデリングしているときは斜面の磁石は表面につけようと思っていましたが、実際に組み立てる際は裏面からつけるように変更しました。
完成形
実際に使うときはこんな感じです。私の場合、分割キーボードには手を広げて使えるということよりもテンティングして使えることの方に重きをおいているのでトタン板は横幅 30 cm と 60% キーボードくらいの長さのものを購入しました。ノートPCの横幅と同じくらいなのでこれくらいの長さならば持ち運びも苦ではありません。幸い私の職場のデスクの天面はなぜか磁石がくっつくのでトタン板を持ち運ぶことはおそらくないでしょうが。
スタンドとトタン板は直径 6 mm, 厚さ 2.5 mm のネオジム磁石5つの磁力でくっついており、結構強く叩いてもずれることなく安定感がありました。
安定感を増そうと各テンティングパーツを厚めに作ったせいで製造コストは掛かりましたが、打っている最中に腕の開き具合がどんどん狭くなっていくなんてことにはもうならなさそうなので満足してます。