以前作成した corne mini 用のケースを発注しました。側面が囲まれたことでホコリ耐性が強くなりました。
以前の記事では作った理由として「他者が設計したキーボードを静電容量式化してみたい」と書きましたが、では数多ある自作キーボードのうち何故 corne を選んだのかというとサードパーティ製のカスタムパーツが多いからということも実は理由の一つでした。
発注したデータ
そんなわけで色々と調べたら thingiverse に corne mini 用のケースのデータを上げられているのを見つけたのでこれを JLCPCB に発注してみました。料金は送料込みで3150円でした(129円/$ くらいでした)。
3D cad の知識を全く有していなかったためデータには何も手を加えずにそのままで注文しました。 材質はキーボードの色に揃えたかったという理由だけで黒レジンにしました。軽く検索した感じでは黒レジンでケース作られている方もいらしたので大丈夫だろうという楽観的に考え注文しました。
バリ
今回は Sanding なしにしてみましたが結構バリがありました。といっても Sanding ありで注文したことないので Sanding の有無がバリに影響するのかわかりませんが。
ヤスリが付属していたのでバリ取りがてら研磨してみましたが傷で見事に真っ白になりました。 付属していたヤスリは結構粗めな感じですね。
400, 800, 1500, 2000番のヤスリで研磨し直して多少マシになりました。
USB port
静電容量式スイッチの場合、トッププレートと PCB の間隔がメカニカルスイッチに比べて広いので今回のモデルだと USB port の位置が上過ぎてケーブルがさせなかったです。
元々こうなることはありうるだろうと思っていて干渉したらニッパーで切り落とそうと思っていたので切り落としました。
誤算
サードパーティ製のカスタムパーツが多いから corne にしたと最初に書きましたが、あくまでカスタムパーツの種類が多いのはデフォルトの6列 corne であって、5列の corne mini のパーツは思いの外少なかったです... これは誤算でした。
しかも昔の corne cherry は mini にできるように基板に切れ込み入っていましたが、最新の corne cherry v3 だともう切れ込み入ってなくて mini にできなくなってるのですよね。 これからの新規 corne ユーザーは corne mini にすることはないと思うとますますパーツは増えなさそうです。